旦那です。
世界中のパフォーマーがエディンバラに集結するフリンジフェスティバル。もちろん日本からも素晴らしいパフォーマーがきています。
福岡からきている「Japan Marvelous Drummers」が最高だったのでお伝えします。
「Japan Marvelous Drummers」または「和楽団ジャパンマーベラス」は、和太鼓を中心として日本の古典楽器を演奏するパフォーマンス集団です。
最高だった理由として、はずせないのが太鼓の迫力。演目のひとつ「大太鼓ZERO」は、ものすごい迫力でした。一打一打が体に響きます。
しかしながら、彼らのパフォーマンスは「迫力ある日本の伝統音楽」という表現には収まっていませんでした。すばらしいな、と感じたのは、演目の構成と観客を巻き込んだコメディ要素です。
どれだけ太鼓の音が魅力的であっても、ただ単純に演奏し続けたのでは海外の観客を1時間ひきつけるのは簡単ではないと思います。
彼らは言葉が通じなくても伝わるインタラクティブなコメディ要素をちりばめ、シリアスな演目の前には笑いで息抜きをいれていました。その構成によって、観客の集中力は保たれて、もっともみせたいであろう太鼓のパフォーマンスを引き立てていたように感じました。
メンバーのキャラクターが短い時間の中でしっかりと観客に伝わっていたのもすばらしかったです。
日本の古典楽器をつかいながら、海外でも通用するエンターテイメントにしっかりと昇華している「最高かよ」な1時間でした。
また、来年もフリンジフェスティバルで出会えるといいなと思いつつ....
総合評価:★★★★★
迫力: | ★★★★★ |
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コメディ: | ★★★★★ |
福岡行きたい度: | ★★★★★ |