旦那です。
みなさん映画「トレインスポッティング」をご存知でしょうか。
1996年に公開され、監督ダニー・ボイル、俳優ユアン・マクレガーの出世作ともいえる作品です。何を隠そう、この映画はここスコットランド、エディンバラを舞台にヘロイン中毒の若者たちの生活を描いています。
フリンジフェスティバルでは、「トレインスポッティング LIVE」と題し、舞台バージョンが上演されていました。これがなかなか過激な演出になっていました。
出典:TRAINSPOTTING LIVE OFFICIAL PROGRAMME
会場に入ると、なにやら様子がおかしい。。薄暗く細長い部屋の中、爆音で音楽が鳴り響き、若者たちがサイリウムを持って踊り狂ってるではありませんか。
出典:TRAINSPOTTING LIVE OFFICIAL PROGRAMME
あれ?これ芝居じゃなくて、クラブのパーティー的な公演なのかな?と不安になりつつ席につきます。席といってもシートはなく、狭い部屋の両端にわかれて段差に腰掛ける程度。1m先で、若者は踊り続けています。
しばらくすると、芝居がはじまりました。実は、目の前で踊り狂っている若者は、みなさん役者さんでした。距離の近さにまずびっくりですが、その中のひとりがぼくの膝の上で薬をキメてイキかけています。
いやいやいや、うれし....
じゃなくて、びっくりするわ!
そう、この芝居、めちゃくちゃ客いじりしてきます。
その後も観客を巻き込んで、すぐ目の前で芝居は進みます。とにかく「F●CK」を連呼。5秒にいちどは「F●CK」。そしておっぱいもおちんちんも丸出し。下痢のついたシーツを観客にかぶせ、ハゲたおっさんは「このハゲー!」と罵られていました。
芝居自体は、なかなか楽しめたのですが、ひとつ大きな問題が、、、スコットランド訛りの英語とスラングによって、ほぼ台詞が聞き取れない。。。これ、映画みてなかったら、ほぼストーリーわからなかったな。
個人的には映画のほうが好きです。
演者との近さ: | ★★★★★ |
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過激度: | ★★★★★ |
スコティッシュなまり: | ★★★★★ |