おつかれさまです、若菜です。
旦那がついに先週、エディンバラ大学大学院Film Directingコースに正式に入学しました。
とても恵まれた環境で、大好きなことをゆっくりと勉強できて「幸せの極みだ!」と授業中に思うそうです。
幸せの極み!?なんだそれ!最高じゃないか!
そんなこんなで旦那は晴れて学生になったのですが、
「ずるい!私も学校行きたい!」ということで、夏休みにエディンバラ大学のショートコースを受講してみました。
私が受講したのは
"Creative Writing The Art and Craft of Children’s Fiction"
「子ども向けの物語を書く」授業です。
もともと絵本が好きな私は、いつか子ども向けのお話を書いてみたいな〜と目論んでいたので、ついに念願叶った気持ちでした。
でも、そういえば、ここはイギリス。
当たり前ですが、英語でクリエイティブライティングです。
日本語でも難しいのに、英語でクリエイティブなことするんか〜い。無理〜。
久々に、超絶ナーバスな気持ちになりながら、学校へ。
生徒は私含めてたった8人でした。
先生はJanis MacKayという児童書の著者でストーリーテラー、様々なワークショップも積極的に開催している女性。
このコース、とっても実践的で、脳みそ無くなるんじゃないかと思うくらい疲れました。
先生からのテクニカルな講義も少しずつ挟みながら、毎回そのあとすぐ実践。
「はい!10分で書いてみよう!スタート!」
といった感じで、とにかくどんどん書いてみて、みんなでシェアしてコメントし合う。
超充実の1週間でした。
「なにこれ、幸せの極みじゃん!」
学んだ中で一番印象的だったのは...
ストーリーを作るために一番大切なこととは
「一に観察、二に観察、三、四がなくて、五に観察!」ということ。
とにかく、世の中にある何かを「観察」し、そこからストーリーを作り出すのです。
そのモノは誰が使っているのか?
いつの時代のモノなのか?
どこにあるモノなのか?
どんな見た目?
どんな重さ?
どんな手触り?
それを見て何を感じる?
いろんなことを考えて書き出していきます。
( ↑ 大学の近くにあるMuseum of Childhood へ出かけて、お話を作るためのモノ探しをしました。)
もちろんモノだけではなく、
風景、人、におい、音、などなど、
"何か"にフォーカスをして、そこにインスピレーションを付加して物語を作っていくのだそうです。
「へ〜、こうやってフィクションの物語って作られるんだ〜」と感心しました。
フィクションといっても、一番根底にあるアイディアは現実。
ノンフィクションです。
物語は何もないところから生まれているわけではない!ということですね。
物語を書いていくと幾度となく行き詰まりましたが、とにかく"Keep Writing!"と先生に言われ、後ろを振り向かずにどんどん書き進めていく良いトレーニングになりました。
とはいえ、物語を書き進めていくことと、英語で文章を書くことの両方の苦悩があり、私自身はなかなか大変な思いをしました。。
しかしながら、7人のメンバーが皆とっても優しくて、
そもそも英語間違ってそうな私のストーリーにも大きな拍手をくれたり嬉しいコメントをくれたり、
「文学好きな人ってなんてこうも人に優しく穏やかで前向きな人が多いのだろう?」と思いました。
ふと、大学のイギリス文学ゼミのメンバーを思い出してしまいました。
そういえば彼女たちも、穏やかで暖かくて最高の人たちでした。
基本的には、英語が堪能じゃない分と〜ってもと〜っても苦労しましたが、たった1つだけ、よかった点がありました!
それは、超シンプルな文章が自然に書けるということです。
子ども向けの本なので、「とにかくシンプルに。ブツ切れに感じるくらい、短く単純な文章を書くように!」と言われました。
私は難しい文章を書くことが逆にできないので、いつでもシンプル!そこだけは、よかったかな。
あと、私は、肌の衰え(最近吹き出物が数ヶ月治らない!!!)以外は、見た目も心も子どもなので、子どもの気持ちになって物語が書けます。
そこだけは私の強み!
今回このコースを受講して、どんな風に物語を書いていけばいいのか概要はつかめたので、この調子で Keep Writingしていけたらなと思っています。
よいキッカケに出会えてよかったー!
何事も、思い切ってはじめてみることですね!
近々、ビー玉にインスパイアされて書いた、わたし作の物語を公開予定です。
(きっと、公開したことを後悔する予定。)
おわり
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