おつかれさまです、若菜です。
私が最近一番力を入れていることは、
子ども向けの本のライティングです。
昨年夏に一度、5日間のショートコースに通ったのをキッカケに、マイペースにコツコツと執筆活動をしております。
前回の記事はこちら↓
そして今月から再び、
夏に通った同じコースの「レベル2」に通いはじめました!
今度は、週1回2時間×10回のコースです。
これから、毎回のクラスで学んだことを
備忘録のため、ブログに書いていきたいと思います。
かなりマニアックな記事となっておりますが、お付き合いいただければと思います。
第1回目のテーマは"Show, don't Tell"
読んで字のごとく
TellせずにShowしろということです。
つまり、「直接的な表現を避けて読者にイメージをさせろ」ということだと理解!
直接的な表現はわかりやすいですが、楽しい読書体験にはなりません。
物語を書くときは、
Tellを避けて、Showを推奨(show)しまshow!
TellじゃなくってShowしよう
まずは例文で確認しましょう。
例)若菜は残忍なやつだ。
⇨これはおもいっきりのtellです。
こう書かれていたら、若菜は残忍ということはハッキリわかります。
が、ただそれだけ。
読んでも特に面白くはないですね。
それではこちらはどうでしょう?
例)若菜はクモの脚をすべてひっこぬき、それを2つ折のカードに挟んだ。そして「ハッピーバースデー」と言い、そのカードを妹にプレゼントした。
⇨これがshow!
読者にイメージをさせ、間接的に「若菜は残忍な奴」だということを伝えています。
そしてこの後に
例)若菜は妹がクモが大の苦手だと知っていた。
という文章を追加してもいいですネ!
⇨え?でもこれは、Tellじゃない?
と思われますが、この場合はTellでもいいんです。
ここは、パッと情報が知れたほうがいい場面。
そう、ShowとTellの使い分けは、場合によるのです!
ShowとTellの使い分け
Tell:情報を端的に伝えられて、とっても便利。
Show:シーンを描写するので、文がどんどん長くなる。でも、ストーリーがドラマチックになり、読者をその世界に巻き込むことができる。楽しい読書体験を生み出す。
物語を書くときは基本、Showをするよう心がけるべし。
でも、意図してTellを使うことは必要です。
Tellを使わないようにするコツ
副詞を使っている文章は、Tellをしちゃってる証拠。
書きながら&書いた後、副詞を使っていないかチェックしていきましょう。
例)若菜は悲しそうに歩いた。
⇨悪くはないが、「へぇ〜〜」って感じ。
例)若菜は下を向いて歩いていたので、満開の桜の花すら目に入らなかった。
⇨うわ、桜並木をとぼとぼ歩く若菜の姿が目に浮かぶ〜...
このように、より具体的な情景描写で登場人物の状況や心情を伝えるよう心がけなければなりません。
情景描写で大切なこと
情景描写で心がけることは、
「より具体的に、細かく」書くこと。
特に、固有名詞を使うべし!
「木」⇨桜の木
「花」⇨白いバラ
「食べ物」⇨はちみつがたっぷりかかったパンケーキ
読者にどんどん絵をイメージさせて、伝えたいことを伝えていきましょう。
Let's start writing!
それでは、この日授業でやったエクササイズを紹介します。
⇨2人のキャラクターが「言い合い」をしている場面を書きます。
エクササイズ①
2人の言い合いを「会話」だけで書く
エクササイズ②
2人の言い合いを「情景描写」だけで書く
エクササイズ③
①と②を合体!
そして、③の文章をみんなでシェアしました。
物語に大切な「会話」と「情景描写」
別々で書いてみることによって、どちらも非常にアクティブな文章になりました。
私のようなビギナーは、一気にやろうと思うと絶対にどちらかがおろそかになってしまうので、かなり効果的でした。
以上!
初回にして、かなりの学び。
疲労困憊。
でもまずは、夏以来久々に学校へ行ったけれど、英語の授業を普通にこなせた自分を褒めたい。
これ、マニアックすぎて誰得的な記事ですが、
だれかの何かの参考になれば幸い。
おわり。