イギリスで絵本づくりを学ぶ!3日間のワークショップに参加しました。(パート1)

おつかれさまです、若菜です。

 

先日、エディンバラ大学のオープンラーニングコース "Development of Picture Book"というワークショップに参加してみました。

 

6時間×3日間の短期集中型コースでしたが「絵本の作り方」をバッチリ学べました!

 

この記事では、ワークショップ内でやったエクササイズをできるだけ細かく書いていこうと思うので、絵本づくりを学びたい、やってみたい、と思っている方がいらっしゃったら、ぜひ試してみてください。

 

とにかくこのコース、とってもよかったです。

 

ライティングとイラストの先生が1人ずついて、それぞれのプロセスをどう進めるのか、また、同時に進めるプロセスも学ぶことができました。

 

 
今日はパート1!

1日目 午前中の授業をまとめていきます。

 

ライティングとイラストレーションを掛け合わせた授業でした。

 

1.色画用紙でお気に入りの形をつくる

まずはじめに、ランダムにいろいろな形に切られた色画用紙が配られました。

 

その色画用紙を組み合わせて、キャラクターの原型をつくります。

 

3つ作って、一番気に入ったのを1つ選びます!

 

私のは、こんなかんじ....

1つ目

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2つ目

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3つ目

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3つ目が一番お気に入りだったので、こいつを選びました!

 

これを、のりで紙に貼りま〜す。

 

2.形をもとにキャラクターを描く

この形をもとにして、好きな画材で、キャラクターを描いていきます。

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なにやらカラフルな農作物のキャラが生まれました~。

 

どうなることやら…

 

3.設定を付け足していく

このキャラクターについての情報を、紙にどんどん書いてゆきます。

 

まず、このキャラクターの名前(もし思いつけばでOK!)

 

この農作物は、ラディッシュっぽかったので「ラディー(仮)」と命名。

 

そして、このキャラクターが

①好きなもの

②求めるもの(欲望)

③必要なもの

④嫌いなもの、いらないもの

⑤4の理由

 

を書き出していきます。

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ラディーは、しゃべること、学ぶことが好きで、成長したいという欲望を持っていて...でも、収穫されるとみんなと離れ離れになるのがいやで...

  

というようなかんじで....

 

まとまってはいないけれど、だんだんと、この農作物が生きる世界が生み出されてきた感じがします。

 

4.頭をリセット!別の画材で無意識に'障害物'をつくってみる

一旦頭をリセット!

ランダムに画材とインクが配られ(ペン、スポンジ、スタンプ、コラージュ用の紙etc…)何も考えずに、何かの形を描きます。

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それをキャラクターにとっての"障害物"と見立てます。

 

そして、キャラがそれを乗り越えていく様子を描き足していきます。

 

私は何やら「崖」のような形を無意識に書いていて…

 

「ラディーが住む場所の近くに、崖の上の街がある?」みたいなアイディアが生まれました。

 

 

5.再び色画用紙!ランダムにシーンをつくってみる

今度はランダムに配られた3つのいろいろな形の色画用紙を自由に組み合わせて紙に貼り付けます。

 

これを、この物語に出てくるどこかの「シーン」と見立てます。

 

私は、崖の上の端っこのシーンみたいになりました。

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そのシーンに、自分のキャラクターを描き込んでいきます。

 

そして、そのシーンの文章を5〜6文書きます。

 

 

以上!1日目午前中の授業はおわり!

 

これだけ色々やると、結構自分のキャラクターと、それを取り巻く世界観のアイディアがまとまってきました。

  

ここで生まれたキャラクターと3日間ともに歩んでいくことになります!

 

ワクワクと不安。

 

3日間で、どこまで進められるかな~。

 

パート2へ続く!