おつかれさまです、若菜です。
このブログではまだ触れたことがありませんでしたが、わたくし、くまのプーさんの大ファンでございます。
この度、念願叶って、プーの故郷 イングランドのハートフィールドへ聖地巡礼に行くことができました。
今回の記事は、興奮気味のため、心の声がだだ漏れとなっておりますので、どうか引かないで読んでいただければ、と。
"Winnie the Pooh" は、イギリスの作家 A.A.ミルンによって書かれたお話です。
(イギリスに移住してきたのはきっとプーに会うためだと思うんだ、私。)
ロンドンやチェルシーなどの街中に住んでいたミルンが、週末を過ごすために来ていたのが、ハートフィールドのあるイーストサセックスの地域。
とってものどかで自然ゆたかな場所です。プーの物語は、ここにインスパイアされています。
ロンドンの中心から電車で約1時間。イーストグリンステッド駅です。
おや?
プー色のストールを巻き、明らかにプーのところに行く気満々のアジア人女性がここでバスを待っていますよ。
はい、私です。
このプー色ストールのおかげで、地元のおせっかいおじいさんに「ハートフィールドにいくんじゃろ?291番のバスに乗りなはれ!」と、無駄に話しかけられる始末。
おじいさんに言われた通り、291番のバスに乗り、30分。
プーの故郷の最寄りのバス停に到着です。
あー、バス停ですら可愛すぎる!もうその辺にプーと仲間たちが歩いていそうだ...
(え、ちょっと待って、今バス停の右側に、プーのおしりが見えたような...)
そこから歩いて5分ほど。
プーファンが必ず訪れるのが、この「プーコーナー」です。
ここには、プーグッズの売り場とカフェがあります。
だいすきなプーグッズに囲まれて、目がキラキラしてしまう私。
はぁ、、幸せじゃ。
しかしながら、聖地巡礼最大の目的はこのプーコーナーに来ることではありません。
最大の目的は、
EXPOTITION(エクスポティション)をすることなのです。
早速、プーコーナーで地図を購入し、エクスポティション開始です!
「なんじゃEXPOTITIONって?」と思われたあなた。
説明しましょう。
物語の中で、プーはよく、言い間違えをします。
プーは、EXPEDITION(探検)のことを、EXPOTITION(エクスポティション)と言い間違えるのです。だから、プーの世界では「探検」は「エクスポティション!」
(あ〜、そういうおバカなとこも、だいすきだよプー!きゃわ!)
さて、この地図を頼りに、歩いて"POOH STICK BRIDGE"へと向かいます!
"POOH STICK BRIDGE"とは、プーたちが橋の上から棒を川に落として、誰の棒が一番早く橋の反対側まで流れるか競争して遊ぶ橋です。
多く訪れる日本人観光客のために、怪しい日本語表記もあります。
さぁ、エクスポティション(探検)だ!
こんな道を通ったり、
こんな道を通ったり、
こんな標識に導かれたり、
こんな大草原を歩いたり、
(あれ、今、ピグレットの声が聞こえたような...)
なにこのエクスポティション!楽しくて仕方がないじゃないか!
40分ほどのエクスポティションの末、ついに到着。
これが、POOH STICKS BRIDGE!
早速、プーたちがやったように、上流側から棒を落としてみます。
ぽとん。
(あれ、今、誰かほかにも棒を川に落としてた気が...)
川の流れがあまりにも遅すぎて、橋の反対側に棒が来るまで、5分くらい待ちました。
なんて優雅な、5分間の使い方でしょう。
こののんびりさ加減に、プーの世界の真骨頂を見た気がしました。
その後、プーコーナーへと戻りました。お腹も空いたので、カフェへ。
明らかにプーファンとは思えない、地元の老人たちも訪れていました。
それもそのはず。
ご飯がとっても美味しいんです。
「味はディズニーランドぐらいだろ。」というテンションで食べ始めたのですが、まさかの美味しい!
はぁ、プーの故郷、最高じゃないか。
さあ夕方になったし、帰ろう。
...そのとき。
(プー?そこにいるよね?)
(プー、いるんでしょ?)
私は、たしかにそこに、プーを感じたのです。
姿がはっきり見えたわけではありません。
でもそこに、プーとその仲間たちの気配を感じたのです。
(プー、ピグレット、ラビット、ティガー、イーヨー、カンガ、ルー、オウル、いるんでしょ?返事してよ。)
....これを旦那に話したら「カルト宗教か!」とドン引きされましたとさ。
おわり。